DC導入企業インタビュー キャップドゥー・ジャパン森田社長
投稿日:2021.05.17
導入企業インタビュー
株式会社キャップドゥー・ジャパン様
全国で400社以上(取材当時)の中小企業に対し、クラウドツールを用いた業務改善コンサルタント事業を展開。
IT企業、士業、国立大学、医療福祉や食品メーカーなど多岐にわたる業界で、大企業に匹敵する業務フローの改善と仕組み化を提供。
Interviewee
代表取締役社長 森田晃輝様(モリタコウキ)
全国で400社以上(取材当時)の中小企業に対し、業務改善コンサルティングを提供しているキャップドゥー・ジャパン様。
今回は代表取締役の森田社長に確定拠出年金の導入前の背景や課題、効果などを伺いました。
導入の背景
ーそもそも企業型確定拠出年金(以下企業型DCに省略)を導入した背景には何があったんですか?ー
業務拡大に伴い社員数が増え、福利厚生の充実というよりも売上や利益に対する考え方や、お金がどういうものかを学ぶきっかけが欲しかった。
会社の売上(キャップドゥー・ジャパンの売上)って、結局日本経済の中の一部なので経済の中でどのように会社の売上が流れているのかを社員に感じとってもらうために、金融リテラシーを上げたいという思いがあった。
アーリークロスの公式LINE(おかねの教科書)に登録していたため、こういった配信だけではなく直接社員に伝える方法はないかと打診し、この確定拠出年金の提案をもらいました。
ー元々企業型DCの事は知っていたんですか?ー
サラリーマン時代に企業型DCがあり加入はしていたが、正直よくわかっておらず、約8年前に会社を辞めた時から放置している状態です。
ーそれは初耳です!(笑)移管手続きが必要なので、ご案内いたします。ー
導入のハードルはあったか?
ー導入する際に、何かハードルとなった事はありますか?ー
会社としてこういう制度を社員に「いいな!」と思ってもらうためにはどうしたらいいのかは考えました。
制度説明と資産運用をどうしてもらうか?は課題でした。
資産運用って、やった事ない人からはアレルギーが出る事もあるじゃないですか。
なので少しでも前向きに考えてもらうため、今回会社拠出はしていないんですが、このタイミングで昇給のアナウンスをしました。
ー増えた分は「将来のために使っていこう」という事ですか?ー
そうですね。増えた分で始めるのであれば社員もやりやすいかと思いそうする事にしました。
制度説明や投資教育をやってみて
ー制度説明や投資教育をを経て、社員の方の反応はいかがでしたか?ー
昇給の事もあり、以外とアレルギーを出す人はいなかったと思います。
深く理解はできなかったかもしれないが、「まずはやってみよう!」という考えになった事が高い拠出割合につながったんだと思います。
今後アーリークロスに望むこと
ー今後のサポートで、アーリークロスに何か望む事はありますか?ー
運用する事だけが目的ではなく、やっぱり社員のみんなに運用する事をきっかけに金融リテラシーを上げてもらう事も必要。
そのためには、お金について考える時間を作ってもらうサポートだったり、時事ネタなどを定期的に説明してくれる機会を作ってもらいたいです。
ー確かになぜ預けたお金が増えるのか?(減るのか)というのは、経済とリンクしているので時事ネタは重要ですね。ー
仕事への熱量って家庭の事で左右される事も多いじゃないですか。特にお金・・・。
本人だけではなく、その家族に対してもしっかりとお金の知識というものを間接的に届け、社員のモチベーションアップにつながればいいなと考えています。
そうする事で、最終的に仕事への貢献度合いが変わってくるといったような好循環を作りだしていきたいです!
ー間接的にはなりますが、そういった好循環な環境が作れるよう、今後ともサポートさせていただきますー
キャップドゥー・ジャパンさんのご紹介
熊本から上場会社を目指し、右肩上がりに成長を続けているキャップドゥー・ジャパンさん。
そのコアにあるものは、企業理念にもなっている「共に歩む」。
持続的な成長をコミットし、業務改善の面から企業の発展を継続してサポートしていくという森田社長の使命は、中小企業にとっては大きな味方となる存在です。
筆者も同郷である事から、「利益の1%を熊本の復興支援に寄付する」という起業当初から続けられている事は非常に感銘を受けました。
これから益々成長が期待されるクラウドという分野で、中小企業の力強い味方としてサポートしていただきたい会社なので、IT化さらにはDX化での業務改善を考えられている方は相談されてみてはいかがでしょうか?
株式会社キャップドゥー・ジャパン公式HP:https://capdo-jp.com/
本社所在地:熊本県
従業員数:11名~30名