【イベントレポート】奥野一成様講演会「キャリアとお金の自立をサポートする企業型DCと長期投資」
投稿日:2024.01.12
去る2023年12月19日、アーリークロスは「教養としての投資」の著者で農林中金バリューインベストメンツ株式会社の常務取締役・最高投資責任者の奥野一成様をお招きし、「キャリアとお金の自立をサポートする企業型DCと長期投資」をテーマに講演会を開催いたしました。
登壇者プロフィール
奥野 一成
農林中金バリューインベストメンツ株式会社
常務取締役兼最高投資責任者(CIO)
京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー。機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している。※登壇者著書より抜粋
講演内容
今回の講演では「キャリアとお金の自立をサポートする企業型DCと長期投資」というテーマでお話しいただきました。
お話しいただいた内容(※抜粋)
- 金銭的メリットばかり取り上げられる企業型DCだが、「投資」を学ばないまま社会に出てしまった日本人にとって「金融教育」という観点で中小企業の企業型DCは導入が議論するまでもなく必須。
- 「株式投資」とは何か?(株がいくらで売れるか?ではなく、企業のオーナーとなり、「社会」に「価値」を創出する行為)
- 「おおぶね」ファンドシリーズのご紹介
- 「おおぶね」ファンドの投資理論(長期厳選投資)について
- 質疑応答
いただいた感想
- 投資に関する教育の機会が限られている現状を鑑みると、企業の取り組みとして投資教育を行う下地を作ることは、従業員の将来を考えると必要。
- 「企業型DCは必須」との言葉に最初は驚きを覚えたが、内容を聞いて納得した。勉強が不足していたことを痛感した。
- 投資教育に、従業員の自立を促す点で有効性を感じた。