【イベントレポート】筑紫女学園高等学校で「おかねの授業」を実施

 

2023年2月、アーリークロスは福岡市内にある筑紫女学園高等学校の皆様のマネーリテラシー向上を目指した「おかねの授業」を実施しました。

昨年12月に西南学院高等学校様に続いて高等学校向けとしては2回目の開催となります。

 

開催の経緯

2016年に日本において初めて「金融リテラシー調査」という大規模な調査が行われました。その結果、日本はアメリカと比較して10%、英国やドイツと比較しても7~9%下回っており、日本人の金融リテラシーは先進国の中で低い水準にあることが明らかになっています。

 

また、成人年齢が18歳に引き下げられ、金融トラブル回避や、少子高齢化に起因する年金問題に対応する資産運用に関する知識の習得など、若い年代から金融リテラシーを身につけておく重要性が高まっていることから、2022年度より高校の家庭科において金融教育が必修化されました。

 

しかしながら、金融教育を行う家庭科の先生にとっても資産運用や金融の分野を教えることは難易度が高く、指導に困っている教育機関が多いという課題も存在しています。

そこでこの度、お客様の金融リテラシー向上を目指して活動する弊社として協力を打診した結果、福岡市内の高校において「おかねの授業」を実施する運びとなりました。

授業の内容について

【開催場所と日時】

開催日 :2022年2月15日(水)

開催場所:筑紫女学園高等学校(福岡県福岡市中央区警固2-8-1)

https://www.chikushi.ac.jp/

 

【授業内容】

家計管理、資産形成、金融トラブル、金融投資、自己投資について

→高校家庭科で学ぶ金融教育の内容(金融庁の指導教材)を基にお話をしました。

 

【講師】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花城 大地

 

福岡県出身。九州大学卒業後、三菱UFJ信託銀行入社。

個人顧客の資産管理、相続対策などに携わった後、市場(運用)部門に異動。主に外国資産への投資運用業務で、1兆円を超える資産運用を経験。

機関投資家の運用を経験し、自分が携わる人々にその知識を還元し役立てたいと思い、アーリークロスにジョイン。個人の年金問題解決の手段としての資産形成や投資教育、ライフプランの設定などの業務に従事。

 

 

生徒の皆様の感想(抜粋)

  • 未来と今のお金の価値は違ってくるため、常に考えながら生活しないといけないと思いました。最近話題の円安に関してもわかりやすく説明されていて少し理解できたと思います。

 

  • 投資に対するイメージが良いものに変わったので、将来お金を稼ぐようになったら、投資について学びチャレンジしてみようと思った。

 

  • これまでテレビのニュースで投資などの資産形成を政治が後押ししていることは知っていたが今日の講義まで金融の授業を受けたことが無かったので、今回初めてちゃんと最初の一歩を知れた、もっと具体的に投資の方法とか注意点を知って、将来に役立てたいと思った。

 

  • 投資はまず少し怖い、若い世代に半径がないというイメージが先行していたので、投資の新たな一面を知れてよかったです。

 

 

今回、高等学校では2回目となった金融教育ですが、今回も皆様から非常にありがたい感想をいただきました。これからの世代の若者向けに、知っておいてほしい情報を伝える機会をいただいたことに感謝いたします。

 

今後も社会全体の金融知識向上に寄与できるよう、今後ともこのような活動を継続して実施してまいります!

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