【知らない内にソンしてる!?】投資にまつわる手数料について!

金融商品の取引には、都度ごとに手数料がかかりますが、各金融商品によってその内容は異なります。しかしながら、中身をすべて把握している方は少ないのではないでしょうか?


今回は金融商品の中から、株式および債券、投資信託についてご紹介していきます。また、各証券会社における手数料の違いについても説明していきます。
塵も積もれば山となります手数料を把握して余計な出費を抑えていきましょう!

各種手数料について

株式、債券、投資信託の手数料の内容について、順番に説明していきます!

株式の手数料

私たち個人投資家は株の売買について、証券会社を介して行います。


一般的には、約定(株の売買が成立すること)の際に売買手数料を支払う必要があります。
国内株式であれば、証券会社にもよりますが手数料は1取引おおむね数百円程度です。
海外株式だと、どの国の株の売買をするかによって、約定した金額の0.26%~といった形で手数料が発生します。


一部ネット証券では、1日の取引金額に応じて手数料が変動し、1日の取引金額が100万円以下であれば無料とするプランも存在します。


店舗型の証券会社かネット証券かによっても手数料は変わってきます。
店舗型の最大手である野村證券と、ネット証券の国内最大手のSBI証券の国内株式の手数料を見てみましょう。

 

※国内株式の手数料(約定金額が20万円以下の場合)
・野村証券    ・・・  2,860円
・SBI証券    ・・・  115円


上記のように、金額に結構な差が見られますね。
対面でサポートが受けられるようにするか?自身でネットを介して取引するか?によってこれだけの違いが出ますので、この約2,700円の違いをどのようにとらえるか?はご自身でご検討ください。

債券の手数料

債券に関しては、売買それ自体に手数料がかかることはありません。


しかし、外国債券を売買する際には、国によって為替レートに応じた手数料を支払う必要があります。
外国の債券を買うときには円→外貨、売る際には外貨→円といった形で両替する必要が発生するためです。


その時々によって変動しますので、取引をする際には注意が必要です。

投資信託の手数料

投資信託には、大きく3つの手数料がかかります。
順番にご説明します!

 

 

販売買付手数料

投資信託を購入するときにかかる手数料です。
商品により手数料はさまざまで


購入価格の0~4%程度


が相場といわれています。
例えば、販売買付手数料が4%の投資信託を100万円分購入する場合
購入時に4万円引かれるという事ですね。

 

 

信託報酬(運用管理費)

運用のコストに対する手数料で、保有している間はずっとかかります。
こちらも商品により手数料に開きがあり


年間0.1~2.5%程度


が相場です。

 

 

信託財産保留額

投資信託を解約する際に発生する手数料です。
こちらは、上記2つの手数料より開きは大きくありませんが


解約価格の0.1~0.5%程度


が解約時に差し引かれるという事も覚えておいてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
近年のネット証券の台頭により、各種金融商品の手数料の価格競争が進んでいます。
証券会社によって、ミニ株(単元未満株)の取扱があったり、海外の投資信託の取扱量が多かったりと、手数料以外の違いもありますので、口座開設時に確認をしてみてはいかがでしょうか?

 


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