投資信託について

過去2回にわたって

 

 

について解説させていただきましたが

 

「でも、何に投資をするのか、調べるのが大変そうだし、選ぶのに時間がかかりそう・・・」

 

と思われた方も多いと思います。

 

そんな方のために、ぜひ覚えていただきたい

投資信託

について、今回は解説いたします!

投資信託とは

投資信託とは

「”投資”を””じて””す」

という名前の通り、プロの投資家(投資信託運用会社)にお金を預けて
投資をお任せする金融商品のことをいいます。

 

 

投資対象となるのは、国内外の株式債券から
為替不動産など、多種多様に渡ります。

投資を”お願い”しているわけなので
投資信託には、買うときにかかる買付手数料
プロの投資家に任せるための信託報酬など「手数料」を支払う必要があります。

 

投資信託の投資対象は、多種多様に渡るといいましたが
実際に、金融商品の中でも投資信託が一番多様性があり
その数は数万種類に及ぶといわれています。
例えば、株式と債券については、大まかに分類してみると、以下のようになります。

 

 

ざっくり分けてもこれだけある上に
株式、債券以外にも投資対象は存在するため
投資信託には膨大なバリエーションが存在するわけですね。

運用スタイルについて

投資信託には、組み合わせによって、非常に多くの種類が存在しますが
それぞれの「運用スタイル」によっても分類することができます。

 

具体的には以下の2つです。

 

  • パッシブ運用
  • アクティブ運用

 

それぞれの違いですが

 

パッシブ運用

インデックス(日経平均株価などの指数)に連動する運用成果を目指す投資信託

 

アクティブ運用

インデックスを上回る運用成果を目指す投資信託

 

上記の特徴により、

インデックスに組み込まれている銘柄を中心に購入していくパッシブ運用よりも
ハイパフォーマンス(高い運用成果)を目指すアクティブ運用のほうが
多くの利益を得られることもありますが、銘柄を選定する手間がかかる分
パッシブ運用に比べて手数料が高くなる傾向にあるため
手数料の差で結果的にパッシブ運用のほうが利益が高い・・・といったケースもあります。
なので、投資先を選ぶ際には、手数料にも注意する必要があります。

投資信託のメリット

ここで、投資信託のメリットをまとめていきます。
主に以下の4つです。

 

  • 共同投資によるスケールメリット
  • 専門家の運用技術の活用
  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

 

それぞれ説明していきます!

共同投資によるスケールメリット

投資信託では、多くの人から資金を募り、運用会社が運用する
「共同投資」の性質を生かした様々なメリットを享受できます。

 

まず、以下のURLはトヨタ自動車の株価です。
https://minkabu.jp/stock/7203/analysis?order=1&sc_id=4&tc_id=ya0j0001

 

トヨタの株式を購入する際の最小単位は100株からです(2021年2月時点)ので
購入には株価の100倍のお金が必要です。

 

このように、一つの株価を買うことでさえ
まとまったお金が必要となるケースが多いですが
投資信託は、最小単位が1万円や、ネット証券では100円からなど
小額から分散投資を行うことが可能です。

専門家の運用技術の活用

投資のプロに運用を任せることができるという点も
間違いなくメリットとして挙げられます。

 

  • 国内外の有望な投資先を選択する
  • 世界中の政治、経済情報を網羅する
  • 様々な運用手法を駆使する
  • 高度なリスク管理を行う

 

これらの事を個人で行うことは、とても難しいことです。
投資信託であれば、個人でもそれが可能になります。

インカムゲイン

株式の場合は配当金、債券は利息という形でインカムゲインがありましたが
投資信託にも「分配金」という仕組みがあります。

 

株式の配当金に近く、分配金は半年や1年などの一定期間の
投資信託の運用状況に応じて、運用会社から支払われます。

 

投資信託には分配金が出ないタイプのものもありますが、その場合でも
元本に運用益が組み込まれていく仕組みになっているので
「分配金なし」となっている場合でも、福利効果が期待できます。

キャピタルゲイン

主に株式の記事で触れた内容と同様に
買った時の値段と売るときの値段の差額(売買差益)で利益を得ることも可能です。

 

投資信託の値段は、組み入れられている金融商品の値段の変動と
それらの組み入れ比率に応じて変わります。

投資信託のリスク

投資信託のリスクについては

 

の記事で触れた内容と同様のものが挙げられます。

 

しかしながら、共同投資によるスケールメリットにより
自身で株式、債券の取引を行うよりもリスクは軽減されます。
その他に投資信託には各種手数料も存在することにも、注意が必要です。

投資信託を最大限生かすには?

投資信託は少額から投資が可能なことから
以前「長期投資の重要性」の記事で触れた

 

ドルコスト平均法

 

を容易に行うことができます。
数種類の投資信託を組み合わせることで、忙しい人でも簡単に
「長期」「分散」
を実践できます。

 

また、最近では買付手数料が無料(ノーロード型)の投資信託も存在します。
投資信託は種類が膨大に存在するので、迷ってしまう場合には
パッシブ運用のものと合わせて、手数料をなるべく抑える!
ということを基準にしても良いでしょう。


いかがでしたか?

 

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